予防接種|妙典ふじさわ内科・呼吸器内科クリニック|市川市の呼吸器内科

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予防接種

予防接種|妙典ふじさわ内科・呼吸器内科クリニック|市川市の呼吸器内科

当院で接種可能なワクチンについて

予防接種を行う患者と医師

  • 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP・プレベナー13・バクニュバンスの3種類)
  • 帯状疱疹ワクチン(ビケン・シングリックスの2種類)
  • 季節性インフルエンザワクチン(3歳以上)
  • 新型コロナワクチン(13歳以上)
  • 風疹、麻疹

当院の特徴(予防接種)

  • インフルエンザワクチンのみ3歳以上を対象としていますが、その他の予防接種は主に中学生以上を接種対象としております。
  • 肺炎球菌ワクチン:2022年9月に日本で承認された15価肺炎球菌結合型ワクチン(バクニュバンス)にも対応しています。
  • 帯状疱疹:2020年1月から接種可能となった不活性化ワクチン(シングリックス)にも対応しています。
  • 怪我をした時に侵入しやすく、死亡する確率も高い菌(破傷風菌)に対するワクチン(破傷風トキソイド)をご用意できます。

肺炎球菌ワクチン

電話もしくは窓口での予約が必要となります。

肺炎球菌について

一般的に、65歳を過ぎると、肺炎に罹患するリスクが高まります。肺炎球菌は、日常でかかる肺炎(市中肺炎)の中で最も多い原因菌として知られています。また、毎年冬季に大流行するインフルエンザに罹患すると、2次感染として肺炎球菌に罹患する確率が高いことも知られています。このような感染症を予防するために、65歳を過ぎたら肺炎球菌ワクチンを接種することが非常に重要です。接種は、1年を通して、いつでも可能です。

肺炎球菌ワクチンの種類

現在、日本では下記の3種類の肺炎球菌ワクチンの使用が可能です。バクニュバンスは2022年9月に日本で承認された、3種類の中で最も新しいワクチンです。

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックス): 65歳以上の方で、初回のみ接種費用の一部を公費で負担できる定期接種のワクチン(任意接種も可能)

ニューモバックスは、23種類の血清型に対応しており、定期接種(65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳)または任意接種が可能です。5年経つと効果が弱まるので、5年ごとの接種が勧められています。

13価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー13): 任意接種のワクチン

プレベナー13は、13種類の血清型に対応した肺炎球菌結合型ワクチンで、任意接種が可能です。ニューモバックスと異なり、プレベナー13は一度接種すれば身体に免疫記憶がつくので、1回の接種で接種が完了となります。

任意接種ワクチン(プレベナー13、バクニュバンス)を接種するタイミング

定期接種であるニューバックスを接種した後に、任意接種である2種類の肺炎球菌ワクチン(プレベナー13、バクニュバンス)のいずれかを接種することで、肺炎球菌による肺炎の予防効果はより高められると考えられています。

肺炎球菌ワクチンを接種する際の注意点

プレベナー13やバクニュバンスの接種は、ニューモバックス接種後1年以上経過していることが条件です。プレベナー13接種後半年以上経過すれば、いつでも2回目以降のニューモバックスの接種は可能です。ただし5年以内にニューモバックスの再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出る場合がありますので、2回目のニューモバックスは前回のニューモバックスから5年以上経過していることが条件です。

肺炎球菌ワクチンの接種が奨められる人

  • 65歳以上の方
  • 養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方
  • 慢性の持病(呼吸器疾患、糖尿病、慢性心不全、肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患)を患われている方 など

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種費用(公費助成あり)について

大阪市では一定の条件下に公費助成が受けられます。その年度に65歳、75歳…と5歳ごとの年齢を迎える方は、年度中に大阪市より助成券が送付されてきますので、初回の接種に限って助成券を使って4,300円の負担で肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種を受けることができます。

※ 助成の有無や、助成内容、助成の時期については、お住まいの自治体によって異なる場合があります。

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス・プレベナー13)の接種費用(自費)について

※過去にニューモバックス接種を受けられた方の2回目以降のニューモバックス接種の場合や、初回の方でもその年度に65歳、75歳…と5歳ごとの年齢を迎える方以外(64歳、71歳など)は助成の対象ではありません。

ニューモバックスNP(全年齢対象・5年毎に接種奨励) 8,000円
プレベナー13(全年齢対象・1回の接種で終生免疫獲得) 11,000円
バクニュバンス(全年齢対象・1回の接種で終生免疫獲得) 11,000円

※下記の表は横にスクロールできます。

商品名 ニューモバックス プレベナー バクニュバンス
ワクチンの種類 23価肺炎球菌ワクチン 13価肺炎球菌ワクチン 15価肺炎球菌ワクチン
費用 1回目4,000円 11,000円(税込)×1回
2回目以降8,800円(税込)
特徴 65歳の定期接種に対応 65歳以上および罹患リスク※のある人に推奨
5年ごとの接種が推奨 1回の接種で接種が完了 1回の接種で接種が完了
プレベナー13よりも高い予防効果

帯状疱疹ワクチンについて

電話もしくは窓口での予約が必要となります。
当院では従来型の生ワクチン(ビケン)と2020年1月から接種可能となった新しい不活性化ワクチン(シングリックス)の2種類ともに接種が可能です。効果や費用などに違いがあります。対象年齢は50歳以上となります。

帯状疱疹ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスへの感染による疾患で最初に感染したときには、帯状疱疹ではなく、水ぼうそうとして発症します。水ぼうそうは、免疫によって治りますが、加齢やストレスなどにより免疫力が低下すると帯状疱疹として発症することがあります。ウイルスが皮膚へ攻撃することにより水ぶくれなどのブツブツが現れるとともに、帯状疱疹の時の痛みだけが後遺症として残ってしまう場合がありこれが帯状疱疹後神経痛です。帯状疱疹後神経痛にならないためには、まず帯状疱疹にならないことが何より重要です。ワクチンを接種することで、帯状疱疹を予防または症状を軽く出来ます。

従来型の帯状疱疹ワクチン:生ワクチン(ビケン)

弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児にも使用する水痘ワクチンです。1回の接種で済みますが、有効性は約60%で、5年を超えると有効性が低下します。接種費用は8,000円です。

新しい帯状疱疹ワクチン:不活性化ワクチン(シングリックス)

2カ月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。生ワクチンに比べると、重篤ではないものの注射部位の痛みや発赤、腫れやなどの副反応の頻度が高いです。接種費用は1回20,000円、2回接種で40,000円です。

従来型の帯状疱疹ワクチン 新しい帯状疱疹ワクチン
商品名 ビケン シングリックス
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種方法・回数 皮下注射 1回 筋肉注射 2回(2カ月間隔)
費用 8,800円(税込)×1回 22,000円(税込)×2回
持続期間・有効性 約5〜10年 50〜60% 約10年 80〜90%
メリット
  • 接種が1回で済む
  • 費用が安い
  • 予防効果が高い
  • 内服薬や既往歴に制限がない
デメリット
  • 予防効果が低く、持続期間が短い
  • 抗がん剤やステロイド投与中は接種できない
  • 2回接種が必要で費用が高い
  • 副反応(痛みや腫れ)が出やすい
  • 使用年数が短い(2018年承認)
※対象年齢:50歳以上

季節性インフルエンザワクチン

R5年度分のワクチン接種は終了いたしました。別途、お知らせにてご案内させていただきます。

新型コロナワクチン

別途、お知らせにてご案内させていただきます。

ワクチンの予約について

電話もしくは窓口での予約が必要となるワクチン

  • 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP・プレベナー13・バクニュバンスの3種類)
  • 帯状疱疹ワクチン(ビケン・シングリックスの2種類)
  • 破傷風ワクチンの接種
  • コロナワクチン
  • 風疹、麻疹、B型肝炎ワクチン

予約不要なワクチン

  • インフルエンザ
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