自由診療|妙典ふじさわ内科・呼吸器内科クリニック|市川市の呼吸器内科

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自由診療

自由診療|妙典ふじさわ内科・呼吸器内科クリニック|市川市の呼吸器内科

ダイエット治療【マンジャロ注射】

マンジャロによるダイエット治療とは、2つのホルモン(GIPGLP-1)に作用する注射薬「マンジャロ(成分名:チルゼパチド)」を用いて食欲を抑制し、脂肪燃焼を促進することで、無理なく自然な体重減少を促す医療ダイエット法です。本来は2型糖尿病治療薬ですが、その優れた体重減少作用から肥満治療にも利用されており、週1回の自己注射で継続しやすいのが特徴です。

注意

・自由診療のため、診察検査やお薬など全てが自費となります。

・法律上、同じ日に通常の保険診療を行うことはできません。

治療の流れ

受診1回目

身⾧・体重を測定し、現在のBMIを確認した上で、診察を受けて頂きます。診察の際に、現在の内服薬の有無や目標体重の設定、お薬の説明(特徴や使用法、副作用など)、費用の説明を行います。治療を希望される場合には、同意書にサインをして頂きます。

 ※ BMI 18 未満の方にマンジャロを使用した場合、逆に膵炎、 胆嚢炎などの副作用発症リスクが報告されていますので、当院では、基本的にBMI 23以上の方としております。

 

血液検査を行い、マンジャロが投与可能かどうかを調べます。 治療開始前の健康状態および治療経過の基準を確認するための血液検査(自費)を行います。血液検査項目:貧血・肝機能・腎機能・耐糖能・脂質上記項目全てが入った健康診断(3ヶ月以内)を受けられた方は、結果を持参いただくことで血液検査を省略できます。

 

受診2回目

数日後に、血液検査の結果を聞きに再診してください。結果が問題がなければ、お薬を発注します。

 

受診3回目

2回目の受診から、1週間後以降に来院してください。初回の処方は、マンジャロ2.5mg 1本となります。1回目は病院内で医師・看護師が投与します。副作用が多いお薬ですので、1本投与を行い、それで3週間の経過観察をします。副作用が問題ないと判断された場合は、それ以降、1-2カ月分となる4-8本を処方していきます。

副作用が問題なく、効果が不十分な場合は、マンジャロの量を徐々に増やしていきます。

その後の定期的な受診は1-2カ月に1回となります。

 

費用一覧(税込)

初回診察料:3,300円、 血液検査料:4,400

再診料:1,100

お薬の費用

初回:マンジャロ 2.5mg(初回) 1本 5,500

 2 回目以降:お薬代

マンジャロ

1

4(1か月分)

2.5

5,500

22,000

5

未定

未定

7.5

未定

未定

10

未定

未定

12.5

未定

未定

15

未定

未定

 

副作用

・消化器症状

食欲低下、胃の不快感、嘔気、張り、便秘、下痢などの症状が多くの人に出ますが、ほとんどの人は23ヶ月ほどで慣れてきます。お薬にも食欲抑制効果がありますが、この消化器症状は減量のための治療効果と考える方が良いので、慣れるまで少し我慢する必要があります。

・低血糖症状

低血糖症状が起こることがありますが、そのリスクは低いとされています。 他の血糖降下薬と併用、極端な食事制限などがリスク因子となりますので、事前の問診で確認・説明を行います。

・急性膵炎

マンジャロは膵臓に働きかけててインスリンの分泌を促す薬であるため、過度な負担が原因で急性膵炎が発生することがあります。起こることは稀で、通常の使用で発症することはほとんどありませんが、BMI 値が18未満と低い人や、無理なマンジャロダイエットを行うとそのリスクがあるといわれています。背部や腹部に激しい痛みを感じた時はすぐにお薬の使用を中止し、医師にご相談ください。

・胆石症・胆嚢炎

起こることは稀ですが、脂肪を多く含む食事を食べ過ぎないようにしましょう。無理な食事制限をしないことも大切です。・

 

※マンジャロ注射によるダイエット治療は、薬の「適正外使用」となるため、入院が必要な副作用が出現した場合でも「医薬品副作用被害救済制度」は適応されません。

 

投与タイミング

週に1回、1日の中でいつ注射しても効果に差はありません。 食事の時間を考える必要もありません。

 

ダイエット期間の目安

ダイエット効果が出始めるまで個人差がありますが、初回投与から数日~1週間で食欲の変化が起こってきます。消化器症状が出るのもこの時期が多くなります。

体重減少の効果がどれくらいで出るかどうかは、肥満度合によって異なりますが、まずは3-6ヶ月を目安にしてください。この期間で、期待した効果(3-5㎏以上の減量)が見られる方は、1年間まで投与継続を検討します。1年経つと身体が慣れてきてしまい、体重が減りにくくなってしまうことが多いためです。また、BMI30以上の高度肥満の方では、お薬の効果が出てくるまでに時間がかかったり、薬の量が多く必要だったり、効果が弱くなるのが早くなったりすることがあります。食事についても注意しましょう。治療継続するかどうかは、個人によって異なるので、直接ご相談ください。

 

食事制限

過剰な食事制限は必要ありませんが、しっかりとダイエット効果を出すためにある程度の食事制限が必要です。薬の効果で以前ほど食べられなくなる方が多いですが、くだものやお菓子・アイス、糖入りの飲料などを飲食する機会の多い人は、できるだけ減らすようにしてください。また、糖質の多いアルコールも飲み過ぎないようにしましょう。

 

保存方法

冷蔵庫での保管が必要です。冷凍庫に入れた場合、成分が変性し薬の効果が低下したり、凍結により注入器が破損する可能性があります。室温 (30℃以下)でも3週間までは保管できます。

注射を打つ時、冷蔵庫から出してすぐに打って構いませんが、冷たいと注射時の痛みや注射後の筋肉痛を感じてしまう人がいます。その場合は、冷蔵庫から取り出して1時間ほど放置し、常温に戻してから注射してください。

 

注射の打ち忘れ

注射を打ち忘れた場合、予定日から3日間以内であれば、気付いた時点で、直ちに1回分 を注射してください。その後はもとの予定通りの曜日で注射を再開します。注射予定日から3日(72 時間)以上過ぎていた場合は、次の注射予定の曜日に1回分を注射してください。

 

注射の失敗

注射の実施については自己責任となり、失敗しても薬の返品や交換、代替薬処方、代金の返金は出来ません。使用法をしっかりと確認し、失敗のないように注射してください。

 

返品・返金

処方箋医薬品は法律(健康保険法:療養の給付)の関係で、返品・返金を承ることが出来ません。効果や副作用を見て、続けられそうなら徐々に量を増量したり、処方期間を延ばしていくことがおススメです。

 

注射器の廃棄

マンジャロ注射は使用後に注射針が自動で格納される安全設計になっており、家庭用の可燃ゴミとして廃棄することができます。収納されている針に触れないように、封ができる固めの容器に入れ(牛乳パックなどでOK)、ごみ袋に入れて捨ててください。

医療機関での廃棄もできますので、再診時に持ってきて頂いても大丈夫です。

 

他の薬との併用

血糖を下げる薬を飲んでいる方は、低血糖を来たす可能性があるため注意が必要です。

その他、経口避妊薬の効果が減弱しまったり、血液をサラサラにする薬(ワーファリン)を服用している方は出血しやすくなってしまう可能性があります。

にんにく注射

注射のイメージ

「にんにく注射」とは、主にビタミンB群(特にビタミンB1=チアミン)を高濃度に配合した注射製剤の俗称です。

注射後にニンニクのような独特の匂いを感じることからこの名称がついていますが、実際にニンニクそのものが含まれているわけではありません。

ビタミンB1が代謝される過程で硫黄化合物が一時的に発生し、その匂いがニンニクに似ているため「にんにく注射」と呼ばれるようになりました。

 

主成分

  • ビタミンB1(チアミン)
    糖質の代謝に必須。エネルギー産生や神経機能の維持に関与
  • ビタミンB6(ピリドキシン)
    アミノ酸代謝、神経伝達物質の合成に関与
  • ビタミンB12(シアノコバラミン)
    赤血球形成、末梢神経の修復に関与
  • その他
    ビタミンC、グルタチオンなど

効果と期待できる作用

個人差がありますが、以下のような作用が期待されます。 効果は即効性があるとされ、注射後30分〜数時間で「体が軽くなった」と感じる人もいます。

  • 疲労回復効果
    ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する過程で必須の補酵素。疲れの原因となる乳酸の蓄積を抑えるとされています。
  • 倦怠感・だるさの改善
    神経や筋肉のエネルギー代謝を助けることで、全身の倦怠感を軽減すると考えられます。
  • 二日酔い改善
    アルコール代謝にビタミンB群が消費されるため、補充によって代謝が促進され、頭痛やだるさが軽くなることがあります。
  • 美肌効果(追加成分による)
    ビタミンCやグルタチオンを併用することで、抗酸化作用・美白作用も期待しています。

投与方法

  • 静脈注射(点滴)

費用

スタンダード 1回あたり 3,300円
プレミアム 1回あたり 5,500円

副作用・注意点

安全性は比較的高いとされますが、副作用がゼロではありません。

  • 注射部位の痛み・内出血
  • アレルギー反応(かゆみ、発疹など)
  • まれに吐き気、めまい
  • 腎機能障害のある人では成分排泄が遅れることがある

また、疲労の根本原因(睡眠不足、過労、疾患など)を改善するものではないため、あくまで一時的なサポート療法として利用するのが一般的です。

プラセンタ注射

プラセンタとは

プラセンタ(Placenta)は胎盤エキスのことを指します。 ヒトや動物(豚・馬など)の胎盤から抽出した有効成分を用い、注射やサプリメントの形で利用されます。当院では注射のみ行っております。 胎盤には胎児の成長に必要な栄養素が豊富に含まれており、以下のような成分が確認されています。

  • アミノ酸
  • ビタミン、ミネラル
  • 成長因子(EGF, FGF など)
  • 各種酵素
  • ヒアルロン酸などの糖タンパク

期待される治療効果

  • 美肌・美白(シミ、くすみ、乾燥対策)
  • 抗疲労、体力回復
  • 自律神経の安定、睡眠改善
  • 更年期症状の緩和
  • 抗アレルギー作用(花粉症、アトピーなどの補助療法として)
  • 抗炎症作用(肩こり、関節痛の軽減)

投与方法

  • 皮下注射
    ・ヒト胎盤由来製剤(ラエンネック)を使用します。 ・週1〜2回から開始し、効果を見ながら調整していきます。

効果の科学的根拠

  • 抗酸化作用・成長因子作用による細胞修復・代謝促進が期待されます。
  • 更年期障害に対する効果は臨床的に裏付けがあります(保険適応)。
  • 美容・抗疲労・自律神経調整については報告例があるものの、エビデンスはまだ限定的です。
    →「即効性を感じる」方もいれば「効果が分からない」という方もいます。

副作用・注意点

  • 注射部位の痛み・発赤
  • アレルギー反応(発疹、かゆみ)
  • 発熱・頭痛(まれ)
  • 献血や臓器提供ができなくなる※1

※1 感染症リスクを完全には否定できないことが理由です。その為、投与前に同意書のサインが必要です。

費用

料金 2,200円〜
1A追加する毎に+1,100円
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