「腹痛（ふくつう）」は非常に一般的な症状ですが、その原因は多岐にわたります。単なる一過性の消化不良から、命に関わる重大な病気まで幅広いため、痛みの部位・性質・経過・随伴症状などから原因を推定することが重要です。

 腹痛の主な原因は消化管や泌尿器、女性の場合は婦人科疾患などがありますが、 消化器系の病気が最も頻度が多いです。

代表的な疾患には下記があります。

　

消化器系の疾患

 すぐに受診すべき危険なサイン

以下の症状がある場合は救急受診が必要です：

• 突然の激しい腹痛

• 痛みが持続・悪化している

• 発熱・嘔吐・血便・黒い便

• 黄疸（皮膚や白目が黄色い）

• 冷や汗・ふらつき・意識もうろう

• 妊娠の可能性がある腹痛

 

腹痛が出た場合には、あまり様子見せず、早めに病院受診するようにしましょう。